日曜日, 4月 26, 2009

遅咲きの桜

 今年はあわただしく桜前線が通り過ぎてしまった。ゆっくり見る暇もなく心残りでしたが、私の大好きな桜は遅咲きの種類。のんびり屋の私を待っていてくれました。

            ギョイコウ(御衣黄)

            フゲンゾウ(普賢象)

            ウコン(鬱金)

 ギョイコウとフゲンゾウそれにウコン桜が大好きです。名前にも惹かれます。御衣黄の名前の由来は花の色が緑色で高貴な方の御衣の色。
 フゲンゾウは雌しべが普賢菩薩の乗った白象の牙に見立てての由来とのこと。この寒さで震えているでしょうか、それとも雨のため散ってしまったでしょうか。
 もう一度見たいと思っていましたが・・・。
 ウコンはこの二つの桜を合わせて二つに割ったような感じの花です。蕾はなんとも言えない色合いをしています。咲く時期は少し早く一週間くらい前に撮ったものです。

月曜日, 4月 20, 2009

西福寺にて

 塩尻市の西福寺で会が催され参加しました。本堂の前の枝垂れサクラです。今年は花の付きが悪いと奥様が嘆いていらした。

 今年の桜前線は駆け足で通り過ぎてしまいゆっくりサクラ見物ができませんでした。運良く見ることができ感激です。まだ8分咲きくらいだったので満開の姿はさぞ美しいでしょうね。


 裏の墓地にカタクリがあちらに1株こちらに1株とぽつんぽつんと咲いていた。群生を見なれていたので、楚々とした雰囲気でまた違った印象を受けました。

 ザゼンソウも盛りを過ぎて大きな葉が出ていました。今まで美しい姿の状態ばかりを撮ってきたので、迷ったけれどこんな姿も自然でいいかなと思い。upします。

日曜日, 4月 19, 2009

飛行機おじさん



 紙飛行機を飛ばしているおじさんがいました。しばらくしてサクラの木を見上げているので、どうしたのか聞いたら、「飛行機を枝に引っ掛けてしまった」とのこと。手作りの飛行機で2時間もかけて作り「よく飛ぶんだよ」と諦めきれない様子。
 見上げると枝に引っかかっているのが見える。

 「登って取ったら」と私。桜の幹は触るとごつごつと痛そう。家にある樺細工の茶筒などは磨かれてすべすべしているが、原木はそうはいかない。
 「僕も登ろうかなと思っていたところだよ」と言って、見ている前で登り始めた。途中で止まっているので「もう少し先ですよ」と私が言うと、「これより先は無理」と言いながら降りてきた。
 「2メートルくらいの棒か何かあると良いのだけれど」と辺りを見回すが、何も無い。「探してくるよ」と松林の方に歩いてゆく。


 私はどうしようか迷ったが、見捨てて帰るわけにもいかず待つことにした。
 しばらくすると、枯れ枝を持って帰ってきた。再び登り、無事飛行機は持ち主の元へ戻った。
 飛行機は紙ではなく木でできている。特殊な木らしく紙のように軽い。紙やすりで形を整えボンドで接着してある。よく飛ぶんだよと言いながら飛ばして見せてくれた。

 
 絵を描くんだよと言いながら携帯電話の映像で作品を見せてくれた。舞妓さんをモデルにした油絵、カップの鉛筆デッサンなど。プロ(?)並みですばらしかった。最後に「歳は僕と同じくらいかな、僕はーー歳だけど」そのおじさんは私より10歳も若かった。私は人を見る目が無い。判断できないのだ。でもそんなに若いとは思わなかった。
 「僕の10年後もおばさん(私のこと)みたいに元気でいられると思うと嬉しいよ」と笑顔をみせた。
 
 このブログを見て、妹に又言われてしまう「見ず知らずの人と話をしてはだめ、世の中良い人ばかりじゃないのだから」。こういうときは姉妹が逆転していつも諭されるのは私なのです。

金曜日, 4月 17, 2009

ミュージカル鑑賞

 久しぶりにミュージカルを鑑賞し、感動と興奮の渦の中に浸りながらブログを作成中です。
 まつもと市民・芸術館で「レ・ミゼラブル」の公演があり、鑑賞してきました。子どもの頃から良く読んだ作品だったので、特に思い入れがありました。

 素晴らしい公演でした。帰路への車の中、胸がキュンと痛く涙をこらえるのが大変でした。今幸せな余韻に浸っています。





 写真は16日の須坂臥竜公園、桜は散り気味でした。撮影スポットも人が多く残念ながらあきらめました。散った花びらが絨毯のようでした。花むしろと表現するようですが、花筏(いかだ)、花筵(むしろ)、花吹雪、日本語の表現は綺麗で良いですね。

月曜日, 4月 13, 2009

スカイパークの花たち

 「ウォーキングを楽しむ会」が毎週日曜日に開催され参加しているが、行事で行けないことが多い。今月も2回しか参加できない。
 12日は良い季節になったので、カメラを持って参加しました。
8キロ歩いた後、目星を付けておいた花を撮りました。

 先週はまだ堅かったサクラの蕾が8割方咲いていて、花を楽しみながらメジロを探したのですが、声は聞こえど姿が見えない。見つけても下からはお腹しか見えないし、動作が素早くてピントが合わない~。




 桜を見上げながら歩いていると何とも言えない良い匂いが漂ってくる。
 足元はヒイラギのような葉をした低木の垣根。黄色い花をつけている。そこから薫ってくる。

 先日ヒイラギナンテンの花ををupされた方がいらしたが興味深く拝見した。初めて知った。
 博識の方が多いと感心したもので、まさか実物に巡り合うとは思わなかった。でも、これがそうだとは定かではないですが・・・。



 ハナニラと聞いたが、違う名前があると言う人もいる。
 葉はニラの匂いがします。食用のニラとは全く違った花です。

土曜日, 4月 11, 2009

高田城夜桜見物

 10日のサークル後、高田城夜桜見物に連れて行っていただきました。平日ということで思ったほどの混雑もなく存分(?)に撮って来ました。

 帰ってからPCに取り込んでこんな筈じゃなかったのに・・・・。カメラの設定を見たら、途中で「Pでも良いよ」の先生の言葉に、暗い中で携帯の灯りを頼りにAからPにダイアルを回したつもりがMになっていました。何度も設定を変えながら撮ったので、最後の設定が悪かったらしく見られるものもあり全滅ではなかったのでよかった~。

 「相変わらず、うっかり夫人だね」の声が聞こえてきそうです。そう簡単には治らないよね、これも私の個性だもん。
 私は一番下がお気に入りです。




木曜日, 4月 09, 2009

東京湾クルージング

 4月7日のサークルツアーに参加した。
 今年は桜の開花が早いとの予想だったので、桜は諦めていたが直前の寒さで1週間ほど遅れ、私たちのツアーに合わせてくれたように丁度満開になった、ラッキーラッキー\(^o^)/。

 暑くもなく寒くもなくこれ以上は望めないほど何もかも恵まれた最高の一日でした。気の合った仲間とクルーザー“あじさい”号での東京湾から隅田川へと夢のような時間を過ごせました。

 ニューヨークへ行ったみたいでしょう。〈自由の女神像〉があるとはテレビドラマで見たことがあるが、この目で見て感激でした。

 昼間のベイブリッジです。

 夜のベイブリッジ、ライトアップされた東京タワーが見えますが、角度によってはもっと大きく見えます。

月曜日, 4月 06, 2009

この鳥は シメ?

 前向きの姿(4月5日撮影)
 後ろから撮影(4月4日)
 
 桜の木にキョロキョロしながら止まっている鳥が2羽いました。スズメかなと家の中から窓ガラス越しに撮りました。向こうを向いているのですがキョロキョロ首を回しているのでこちら向きになったときの1枚です。
 翌日もまたやって来ました。今度はこちらを向いて止まっています。たった1枚しか撮れませんでした。一日の違いで桜のつぼみも大きくなり、咲き始めました。

 図鑑で調べたら「シメ」という名の鳥に似ています。私の知識の中には無い名前と姿です。大きさはスズメが寒い時ふくら雀になっているような感じでちょっとずんぐり大きめな感じですが嘴が大きくがっちりしています。遠目にはスズメと区別がつかないので、今まで何度でも見て気が付かないでいたのでしょうね。

 

土曜日, 4月 04, 2009

人が人を癒す

 三椏(ミツマタ)毎日前を通りながら、撮る頃合いをみていたのですが、ちょっと盛りを過ぎてしまったでしょうか。

 最近、母が妙に元気で嬉しい。
 以前は電話をすると「あそこが痛い、ここが痛い」など言われたが、遠くに居る私は心配するだけでどうすることもできなかった。

 ところが、最近は声も若返り溌剌としている。
 近くに住む二人の曾孫が“ひい様、ひい様”と言ってはやって来る。手はかかるけれどお相手にもなってくれているのでしょう。生きがいになっているようです。
 「幸せで良かったね」と言うと、「そうなのよ」の言葉が返ってくる。周りの人に感謝です。
 
 お父様を亡くされた親友も、直後は寂しくて寂しくてと涙を流していましたが、最近では「この子がいるから癒されている」とお孫さんを抱いて穏やかな笑顔を見せてくれます。

 花や鳥、風景も音楽もそれぞれの良さで心を慰め癒してくれます。でも、暖かい励ましの言葉や何気ない行動に癒される。人の愛に勝る特効薬ははないのでしょうね。寂しい時、ピンチの時に聞く優しい一言がどんなに慰めになるか、私も何度も経験してきました。

 一人では生きられない、家族や友達と共にお互いに支え合い、助け合って幸せに生きて行きたいと切に思っています。

金曜日, 4月 03, 2009

人前結婚式



 先日、心温まるこじんまりした手作りの結婚式に列席しました。出席者は新郎新婦の両親、兄弟姉妹とその家族と本当の身内(おじ、おば)と花嫁の親友数人のみでしたが、それでも結構な人数でした。

 人前結婚式というのは、仲人も神主さんも神父さまもいらっしゃらないのですよね。
 私たち列席者が証人と言う訳です。新郎新婦が列席者の見守る前で結婚の決意書を読み、拍手で承認されて宣誓、署名を行い、指輪を贈呈(交換ではなく新婦だけが頂く)。

 その後披露宴になりましたが、長~い来賓祝辞などもなく、乾杯で祝福。あとは自由に席を離れても良し、久しぶりの親族との会話、新郎新婦との会話など、粛々と運ばれるフランス料理に舌鼓、綺麗に並べられたナイフやホークには目もくれず作法などそっちのけで用意されてあったお箸で、無礼講の会食。珍しい料理の食べ方を聞いたりして楽しいクラス会のようでした。

 つい最近まではお寺のご住職様、恩師、上司、仲間や友人など失礼のないようにと親も本人たちも眠れないほど気を使い準備をして結婚式を挙げることが多かった。人数がどんどん膨れて頭を悩ませたり・・・(経験者語る?)。

 新郎は東京で活躍していらっしゃる方で故郷の親元で結婚式を挙げ新妻を伴い帰京されました。今後はこんな結婚式も増えるのだろうと思いながら新郎新婦の末長い幸せを祈念した一日でした