日曜日, 9月 27, 2009

うっかりのおバカさん

 乗鞍高原にて(9月26日)

 大好きなヤマオダマキ、乗鞍にまだ咲いていました。

ウォーキングに行くのに、シューズを車に積んでサンダルででかけた。
もうメンバーが集まり車座になってストレッチの準備運動中。大急ぎで車のトランクから靴を出し履いて、ストレッチの輪の中に。

気持ちよく汗をかき、帰宅した。

夕方、洗濯物を取り込むためにサンダルを履こうとしたが、玄関にない。
「あっ!やってしまった。」車の後ろにそろえた履物を置いてきてしまった。

大衆が集まる駐車場でよく見る光景、脱ぎ忘れられたサンダルや靴。人ごとながら同乗者と顔を見合わせて笑ったものでした。
人を笑えないよね、私も同類。うっかり者のおバカさん、物忘れのひどいこの頃です。でも私のうっかりは個性です、加齢が原因ではないよと強がる?

今までバックや財布を置き忘れたり、携帯電話を失くしても、幸運にも届けられて必ず持ち主の手に戻ってきました。

大ごとにならないうちに、個性のうっかりを矯正しなければ、自分に言い聞かせています。

土曜日, 9月 26, 2009

乗鞍高原へ

今朝未明、誘われて念願のご来光を見に乗鞍高原へ。駐車場で3時間仮眠後、バスで畳平へ。赤く染まってゆく雲海に期待しながらその瞬間を待ちましたが、残念ながら日の出は厚い雲に阻まれて見ることができませんでした。

26日5時36分、今日のハイライト、これが最高の瞬間でした。


その代わり、夜が明けるにつれて眼下に広がる目にも鮮やかな緋色に燃えるナナカマド、私の技術では表現できませんが、本当に綺麗で感激しました。

日曜日, 9月 20, 2009

いくらの醤油漬け

毎年この季節になると新鮮な生の筋子が店頭に出てきます。
面倒だけれど、気合を入れて作ります。

商品名は生筋子として表示されています。
まず、塩水のなかで、しごいて膜からはがします。

筋子からいくらに変身です。
綺麗に洗い、たれに漬け込み冷蔵庫へ。
翌日から食べられます。

大根おろしとともに食卓へ。これはちょっと色が濃いのですが、たれに濃い口しょうゆを使用したため。

たれは、醤油、酒、みりんの混合で分量は作る度に異なります。いったん火にかけてアルコールを飛ばす時もあり、みりんと醤油だけの時もあれば、酒を加える時もあり、アルコールを飛ばさないで、そのまま使うときもあり、作った日の気分しだいです。薄口しょうゆのほうが良いかもしれません。

筋子から粒をはずすには、もち網を使うと楽でしたが、今年は時間をかけて手でしごきました。やってみれば案外簡単にはがれました。

日曜日, 9月 13, 2009

かえる物語ー10(最終章)

綺麗な色の時の足長あめちゃん、太ももの筋肉リュウリュウです。

図書館から借りて参考にさせていただいた書籍。

シュウメイギクが咲き始めました。大好きな花です、毎年この花が咲く頃あめちゃんとの思い出が蘇ることでしょう。

あめちゃんが家に来てから、というよりジョロの中に住んでいるらしいと家族に認識されてから1月半くらいになりました。
玄関に居たり、飛び石をぴょんぴょん跳ねてリュウノヒゲの中に入ったりした緑色のちっちゃな蛙をたびたび目撃していましたが、まさか昼間はジョロの中やジーニアの鉢の中に居たとは思いもよらないものでした。

あめちゃんは何を食べるか?
これは最後まで目撃できませんでした。生きた蚊、ハエなどを捕るらしいのですが・・・。
ベタ(魚)の餌を食べなかったわけですね。死んだ昆虫には見向きもしないということで、あめちゃんは肉食系でした。

こんな小さな命でも、あゆたち家族に、毎日微笑み、優しさをくれました。そしてあめちゃんの話題で家族の会話も増え笑顔も増えました。
お花も綺麗で大好き、心を癒してくれますが、生き物は知れば知るほど神秘的です。私自身も生かされていることの奇跡と感謝を気づかされました。

ひとまずこれで、最終章といたしますが、秋は始まったばかりなので、冬眠にはまだ間があります。
あめちゃんとあゆ達家族との生活はまだまだ続きます。冬眠はいつ頃かしら、春になったらその後は・・・。

特別な変化が生じたら番外編でお伝えしたいと思います。
拙い作品をご愛読いただきありがとうございました。(2009.09.10)

木曜日, 9月 10, 2009

かえる物語ー9

変な格好! とのちゃん。

いたずらっこのあめちゃん。

かえるのことについていろいろわかったので、あゆ達家族はかえるたちがジョロの中にいなくても、心配しなくなりました。必ず帰ってくるからです。

早起きのお父さんはかえるが朝帰ってくるのをたびたび目撃して、お母さんに「今はジーニアの鉢の中にいるぞと」か、「ジョロの下の管の奥のほうにいるよ」とか言うと、お母さんはいそいそと見にゆきます。

同時に2匹を見ることはなくなりましたが、緑色はあめちゃん。薄茶色はとの君と色で名前を分けていたけれど、あめちゃんがその日の色々なことが関係して色が変わっていたのか、反対に今居るのはとの君だということもあるのだと思うようになりました。

最近は、緑色のかえるが1匹いるだけですが、その日によってきれいな黄緑の時も、少し薄い黄緑の時もあります。変な色のかえるもなつかしく思えてくるのです。2匹いた時はびっくりしたけれど、帰ってくるのはどちらのかえるなのでしょう。

家族は相変わらず、緑色のかえるをあめちゃんと呼んでいます。
あゆはふと思いました。ジョロの色が草と同じ緑色だったからあめちゃんも、との君も私の家に来たのかな。金属のジョロだったらどうだったかな。金属のジョロはお父さんが時々使っています。安物のプラスチックをお母さんが使っていて良かったなとつくづく思うのでした。

子ガエルが親になるまで3年かかるので、ツバメのように来年も冬眠から覚めたら家のみどりのジョロのおうちを覚えていて、また来てくれたらいいなと思いました。

水曜日, 9月 09, 2009

かえる物語ー8

鼻の穴が見えます、息をします。目の下の丸いものは鼓膜です。写真の上でクリックをして大きな画面で見てくださいね。

足に模様が浮き出ています。背中の色も茶色っぽくなっています。

夜になって、あゆはお父さんとお母さんにクイズを出しました。
「かえるの前足の指は何本だ?」
「5本だろう。」お父さんは答えました。
「ブブー、4本です。それではうしろ足の指は?」あゆは得意げに言いました。
「4本」と、お母さん。お兄ちゃんは答えたくてうずうずしています。
「ブブー、5本です。」あゆは、もう、うれしくて有頂天です。
「やっぱり・・・」とお母さんは残念そう。

それからかえるの保護色の話になりました。
お兄ちゃんが二人に説明を始めました。
「お父さんの言った通り、2匹のかえるの色が違うのはやっぱり保護色だったんだよ、種類が違うとか、突然変異とかではなく、ごく当たり前のことなんだって。だから、緑色だからあめちゃんだとは言い切れなくて、との君かもしれないんだ。その日によって色が変わっているかもしれないんだ。」
お父さんもお母さんもお兄ちゃんの呼吸の話、耳(鼓膜)の話などをよく聞いていました。
「食べ物も生きた昆虫や蜘蛛などで、獲物に飛びついて舌で捕るんだって、口が大きいんだ、そしてとってもすばやいんだって。」

「良く調べたね、お父さんたちも知らなかったことばかりだ。」お父さんがほめてくれました。
「あゆと一緒に図書館から借りた図鑑で調べたんだよ。明日図書館に返すね。」お兄ちゃんが言いました。
お母さんがにこにこしながら優しく言いました。
「お母さんも読みたいから貸してちょうだい。お母さんが図書館に返しておくね。」

火曜日, 9月 08, 2009

かえる物語ー7

前足の指は4本で吸盤があります。

後ろ足は指が5本、足は長くて筋肉がついています、長い距離をとぶことができます。

土曜日、あゆはお兄ちゃんと図書館に本を借りに行きました。
たくさんの本の中から探すのが大変でした。係のお姉さんに「かえるのことが出ている本はどこにありますか。」と聞くと探してくれました。子供向けの図鑑や絵本など3冊を借りてきました。

お兄ちゃんと二人で図鑑を読んでかえるのことを調べました。
ジョロの中のかえるは「ニホンアマガエル」だということがわかりました。とっても驚いたことには、かえるの色が変わることがあるということです。

環境の変化、光や温度、湿度とか、かえるの精神状態などによって緑色から褐色やベージュ色になったり、背中にもようが現れたりすることがあると書いてあります。
だから「あめ」ちゃんも「との」君も緑になったり薄い茶色になったりするので、緑色のかえるが「あめ」ちゃんだとは言えなくなってしまいました。

そして、夜行性で昼間は寝ていて夜活動する。鳴くのはオス。でもメスは鳴かないとは書いてありません。
前足は指が4本、後ろ足は指が5本で水かきがついている。指の先には吸盤みたいになっているので、逆さまにしても落っこちない。鼻があり水の中では呼吸ができない。まぶたがあるけれど、人間とは反対で下に舜膜(しゅんまく)という、まぶたがあり、閉じるときは下から半分閉じて透き通っている。水の中でまぶたを閉じても見えるのです。
  
かえるにも耳がありました。目の横に鼓膜(こまく)がそのまま見えるんです。耳たぶが無く、大きな鼓膜がむき出しになっている。水の中にもぐるのに中耳炎にならないのかな?と不思議に思いました。あゆは中耳炎になって痛い思いもしたし、病院にもさんざん通いました。

おたまじゃくしの尾は切れて取れてしまうと思っていましたが、体の中に吸収されて、かえるになるための栄養に使うんだって。かえるのお尻を見ると先がとんがっているので、少し残っているんだと思っていました。


図鑑にはたくさんの種類の蛙のことが載っていますが、アマガエルについてはたったの1ページしか載っていませんでした。
でもいろいろのことをことを知ることができてあゆは得意になりました。

月曜日, 9月 07, 2009

かえる物語ー6

朝帰りしたばかり、これからお部屋に入ってひと眠り。

前から見ると、こんな感じ人(?)が違うみたいだね、これも。あめちゃんです。

あゆは昨日の夜、鳴き声を聞いただけだったので、朝起きると第一番にジョロの中を覗いてみました。やっぱりあめちゃんはいませんでした。学校から帰ってから見ても、まだ戻っていませんでした。
「とうとう、いなくなっちゃったんだ」とさびしく思いました。緑色を「あめ」、うすい茶色を「との」と名前をつけたのに。

かえるが居なくなって何日かたちました。お父さんは「こんな狭い所より、リュウノヒゲの中のほうが快適だと思うよ。餌になるぶよや蚊、ミミズなどがたくさん居るから。」と言います。
「我が家のミミズは大きすぎるんじゃない?」とお母さん。
たしかにわが家のミミズは太って大きく、大人の小指ほどの太さです。3㎝の小さなかえるには大きするぎかもしれません。

このごろ雨が少ないので、お父さんは朝夕植木や芝生に水をやっています。その時ついでに飛び石やリュウノヒゲにも水をかけていました。とても涼しげです。お母さんにもジョロの周りも水をかけておくように言いました。お母さんは玄関のタイルにもジョロで水をかけていました。

その翌朝のことです。
「かえるがいるぞ。」おとうさんが言いました。
みんなが、それぞれジョロの中を覗きこみました。緑色のかえるがくぼみの中からこちらを見ています。 
お兄ちゃんがジョロをゆするとかえるは出てきてぴょんぴょん跳ねてジーニア(百日草のミニ)の鉢の中に入って隠れました。

昨日玄関のたたきに水をまいたので帰ってきたんだね。「お父さんのアイデアはすごい!」とあゆは思いました。

「呼び水だったね。」お母さんが変なことを言っています。あゆは「呼び水?」と思いましたが、黙っていました。とにかくあめちゃんが戻ってきてよかったと、うれしくなりました。

日曜日, 9月 06, 2009

新作花火競技大会

第27回新作花火競技会に行ってきました。




 
新作競技会の日は毎年気象条件が悪く、雨の日が多くせっかくの花火もいまひとつだったのですが、「今年はお天気も良いし、楽しめそうだよ」の電話に誘われて重い腰を上げて行ってきました。
8月15日の本花火より新作が好きという人も徐々に増えて年々人気も上がっています。

三脚の扱いに、もっと慣れなければいけないなと反省しきりです。
打ち上がる度にカメラを素早く動かせなくて、悔しい思いをしました。
そして帰りに見たお月さまは満月でとっても綺麗でした。

諏訪湖畔では、花火大会日の以前の8月1日から毎晩15分くらい花火が打ち上げられ、近くの住民はうるさく感じたこともあったようです。

今夜(日曜日)が最終日とのことで、すべて自由席だから好きなところで見物しようと外に出たけれど、今夜も屋台も多数出ていたり、歩行者天国にこそならなかったけれど、観光客も警察も多く昨日とあまり変わりなかったようでした。最後の花火で名残を惜しんだよとの報告がありました。

金曜日, 9月 04, 2009

かえる物語ー5 




                

 飛び石の間に植えられているリュウノヒゲです。雑草が生えて来ないので、草取りの手間が省けます。冬でも枯れません。


 あゆは毎日ジョロを覗くことが楽しくなりました。かえるが見えないと揺すってみます。すると驚いて飛び出してきます。
 2匹が同時にいたのはわずか数日でした。お友達が遊びに来たのかもしれません。その時は確かに色が違う2匹でした。1匹になってからは緑の時も薄茶の時もありました。最初のうちは「あめちゃんがいたよ」とか「との君しか居ないよ」とか家族全員が思っていました。

 今年は夏休みが終わる頃から涼しくなりました。いつもの年は夏休みが終わっても残暑が厳しくて通学が大変でした。
 もう秋が来てしまうのかな?9月の最終土日はお宮のお祭りです。その頃はお客様のためにお炬燵を作ります。ジョロの中の水も冷たくなります。かえるは冬眠すると聞きますが、飼っているわけでもないし、餌もやっていないけれど、やっぱり気になります。冬眠するまではず~っとジョロのお家に居て顔を見せてくれると良いな・・・とあゆは思うのでした。

 夜になってあゆは今日はかえるを見なかったと思いました。
「今日は見ていないから見てくるね。」と云って懐中電灯を持って玄関に出てみました。覗いても揺すっても姿が見えません。すると近くで、ゲコゲコ鳴き声がしました。

「居なかったけれど、鳴き声がしたよ。」
「芝生やリュウノヒゲに水をたっぷり撒いたから虫でも食べに行っているのだろう。草の中には虫がたくさん居るんだよ。」お父さんが云いました。
「鳴くということはオスがメスを呼ぶんだよね。かえるも同じく鳴くのはオスだけ?」とお母さん。
「かえるは夜行性?」
お母さんはわからないことがあれば、すぐお父さんに聞きます。
私には「辞典で調べなさい。」なんて言うくせに。

「そうだよなぁ、メスも鳴くのかなぁ。」お父さんも困った顔をしています。
いくら博識のお父さんでもわからないこともあるのです。
  でも、あの2匹はオスなのかメスなのかも分かりません。

  あゆは毎年、夏休みの自由研究の課題を何にするか苦労していました。もう夏休みが終わってしまったけれど、いい研究になったのにと思いながら、図書館で調べてみようと思いました。心の中で思いました。口に出すとお母さんが「調べた?」としつこく聞くから必ずやらなければならなくなります。できたら調べてみようかなと思っただけです。

水曜日, 9月 02, 2009

優雅な魚:ベタ



  最近飼い始めた魚のベタです。かえる物語にも登場しました。オスです、魚の名前をそのまま使ってネーミング、「ベタちゃん」と呼んでいます。
  うたい文句は「優雅な水中花」一目惚れで買ってきました。

  昔、熱帯魚を飼ったことがありますが、水槽の掃除や塩水の管理、温度管理が大変でした。そして掃除の後、温度設定を間違えて温度が高すぎ全滅させてしまった経験があります。それ以来、飼うことをやめました。

  それなのに、なぜ(?_?)・・・と思われるでしょう。それは、管理がとっても楽なのです。小さなコップでも飼うことができます。だから水の交換も簡単で、市販の顆粒のえさを朝晩与えるだけ、どんな無精者でも飼えるのです。

  最近は金魚鉢の側面をコツコツと叩くと寄ってくるようになりました。鳥や動物はオスの方がメスと比べて立派で美しい種類がおおい。ベタもオスは大きくてひれがレースのようにひらひらと美しく優雅です。赤いベタも飼ってみたいのですが、オスは闘争本能が強く、2匹を同じ容器では飼えないとの説明書にあります。ちょっと残念です。