金曜日, 10月 09, 2009

かえるのお引っ越し

ただいま!さあ、部屋に戻るか。

やっぱり我が家はいいよ。

よっこらっしょっと。寝室はけっこう高い所なんだよ。

ここは最高の隠れ家なんだ。天敵から身を守れるんだ。

でも、ちょっと寒いな~。

やっぱり寒くて落ち着かないよ。

ひとまず、温かい所を探してみるか。

さてと、どうするかだ、温かくて安全な所を探すのも大変だぞ。

ここはどうだろう、でも狭そうだな~。

やっぱり狭いな~、こんな形で住むのも疲れてしまうし・・・。

おう!なんとかおさまったぞ、ぴったりだ、しばらくここでお世話になるか、奥行きもあるし、絶対安全だ。

最終章をupしてからも相変わらずのかえるの居候が続いております。
覗いても逃げる気配もなく、玄関柱の1.5㎝幅の切り込み溝に居場所を見つけて奥行き10㎝くらいの中で暮らしています。
暖かい日は入り口近くに顔半分出して、寒い日は奥のほうに引っこんでいます。
 
物差しを置いて撮りましたので、大きさを想像いただけると思いますが、本当に小さな蛙です。

「蛙なんて興味もないよ、何が面白いの(?_?)」とおっしゃる方もいらっしゃると思います。
私もそうでした。それがいつの間にか気になって気になって、そのうち蛙に振り回されることになるとは・・・、そしてまだまだ進行中なのです。

一日に何度も出入りする玄関に住む蛙、出入りするたびにどうしても目が行きます。暇があれば眺めたり、話しかけたり,掌に乗せたり、結構楽しませてもらっています。(9月19日記)

火曜日, 10月 06, 2009

後期高齢者の挑戦


年に一度の思い出会。13年前に旅行に参加した姉妹都市市民訪問団のメンバーの集まりが今年もあり、参加しました。
松茸山の所有者がメンバーの一人であることから、いつの間にか松茸の取れる頃に開くことになって、松茸を食べる会になってしまいました。

今年はホテルSさんで開かれました。そこのおかみさんがメンバーの一人です。料理が得意でこだわり料理が自慢のお宿です。珍しい料理が出されたが、特にマツタケのフライとイチジクのソテーはおいしく、その発想に目からウロコの経験でした。

昨年、高貴?後期?高齢者の仲間入りをしたセレブなK夫人のお話を記事にしましたが、その続編です。

「この節目に何かをしようと思い、スキューバーダイビングに挑戦することにしました」の報告にメンバー全員が「えっ!」と驚きの声をあげました。

「泳げたの?」私の質問に、
「水泳教室に入り25メートル往復して50メートル泳げるようになりました」。
《50メートル泳げること》の条件をクリアして、ダイビングのライセンス取得のための訓練中と爽やかな顔でおっしゃいました。
そして、スカイダイビングもやりたいのよね、と皆を煙に巻いて驚かせました。負けたね~。

津軽三味線を習っているHさん。挫折しそうで止めようかなと思っていたけれど、もう少し頑張ってみますと励まされました。
後期にはまだ間がある私もまだまだ頑張れるんだと思いました。

13年と言えば、大学生だったSちゃんは30代に、仲良しの女盛りだったIさんはこの世に無く、その友人のHさんはご主人を事故で亡くしたりで、それぞれに様々なドラマがありました。

また来年、元気で会いましょうと散会しました。誰一人欠けることなく全員笑顔で会えますようにと祈りながらこの記事を書いています。

日曜日, 10月 04, 2009

黒部・立山アルペンルート

          大観峰の紅葉

静かなミクリガ池と青い空、白い雲そして山々の岩肌の美しさに目を見張りました。

黒部平からのケーブルカーです。

サークルのツアーに参加して黒部・室堂へ紅葉を撮りに。
トロリーバス、ケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバスと乗り継いで、扇沢~黒部湖~黒部平~大観峰~室堂へと次々変わる景色に堪能しながらの紅葉狩り。お天気に恵まれ、風を感じ、雄大な山々や鮮やかな紅葉に目と心で楽しみ感動した一日でした。

デジカメツアーなので写真を撮らなければと思いながら、心の中ではこの雄大な自然の中に身体を預けて眺めていられたら良いなぁ・・・なんて考えていました。
当然撮ることに対する真剣さが足りなかった、結果はやっぱり(=_=)。まだ、独り立ちは無理なんだよね。
アドバイスが無いと、こういう結果だもの、まだまだ修行が足りないね。

日曜日, 9月 27, 2009

うっかりのおバカさん

 乗鞍高原にて(9月26日)

 大好きなヤマオダマキ、乗鞍にまだ咲いていました。

ウォーキングに行くのに、シューズを車に積んでサンダルででかけた。
もうメンバーが集まり車座になってストレッチの準備運動中。大急ぎで車のトランクから靴を出し履いて、ストレッチの輪の中に。

気持ちよく汗をかき、帰宅した。

夕方、洗濯物を取り込むためにサンダルを履こうとしたが、玄関にない。
「あっ!やってしまった。」車の後ろにそろえた履物を置いてきてしまった。

大衆が集まる駐車場でよく見る光景、脱ぎ忘れられたサンダルや靴。人ごとながら同乗者と顔を見合わせて笑ったものでした。
人を笑えないよね、私も同類。うっかり者のおバカさん、物忘れのひどいこの頃です。でも私のうっかりは個性です、加齢が原因ではないよと強がる?

今までバックや財布を置き忘れたり、携帯電話を失くしても、幸運にも届けられて必ず持ち主の手に戻ってきました。

大ごとにならないうちに、個性のうっかりを矯正しなければ、自分に言い聞かせています。

土曜日, 9月 26, 2009

乗鞍高原へ

今朝未明、誘われて念願のご来光を見に乗鞍高原へ。駐車場で3時間仮眠後、バスで畳平へ。赤く染まってゆく雲海に期待しながらその瞬間を待ちましたが、残念ながら日の出は厚い雲に阻まれて見ることができませんでした。

26日5時36分、今日のハイライト、これが最高の瞬間でした。


その代わり、夜が明けるにつれて眼下に広がる目にも鮮やかな緋色に燃えるナナカマド、私の技術では表現できませんが、本当に綺麗で感激しました。

日曜日, 9月 20, 2009

いくらの醤油漬け

毎年この季節になると新鮮な生の筋子が店頭に出てきます。
面倒だけれど、気合を入れて作ります。

商品名は生筋子として表示されています。
まず、塩水のなかで、しごいて膜からはがします。

筋子からいくらに変身です。
綺麗に洗い、たれに漬け込み冷蔵庫へ。
翌日から食べられます。

大根おろしとともに食卓へ。これはちょっと色が濃いのですが、たれに濃い口しょうゆを使用したため。

たれは、醤油、酒、みりんの混合で分量は作る度に異なります。いったん火にかけてアルコールを飛ばす時もあり、みりんと醤油だけの時もあれば、酒を加える時もあり、アルコールを飛ばさないで、そのまま使うときもあり、作った日の気分しだいです。薄口しょうゆのほうが良いかもしれません。

筋子から粒をはずすには、もち網を使うと楽でしたが、今年は時間をかけて手でしごきました。やってみれば案外簡単にはがれました。

日曜日, 9月 13, 2009

かえる物語ー10(最終章)

綺麗な色の時の足長あめちゃん、太ももの筋肉リュウリュウです。

図書館から借りて参考にさせていただいた書籍。

シュウメイギクが咲き始めました。大好きな花です、毎年この花が咲く頃あめちゃんとの思い出が蘇ることでしょう。

あめちゃんが家に来てから、というよりジョロの中に住んでいるらしいと家族に認識されてから1月半くらいになりました。
玄関に居たり、飛び石をぴょんぴょん跳ねてリュウノヒゲの中に入ったりした緑色のちっちゃな蛙をたびたび目撃していましたが、まさか昼間はジョロの中やジーニアの鉢の中に居たとは思いもよらないものでした。

あめちゃんは何を食べるか?
これは最後まで目撃できませんでした。生きた蚊、ハエなどを捕るらしいのですが・・・。
ベタ(魚)の餌を食べなかったわけですね。死んだ昆虫には見向きもしないということで、あめちゃんは肉食系でした。

こんな小さな命でも、あゆたち家族に、毎日微笑み、優しさをくれました。そしてあめちゃんの話題で家族の会話も増え笑顔も増えました。
お花も綺麗で大好き、心を癒してくれますが、生き物は知れば知るほど神秘的です。私自身も生かされていることの奇跡と感謝を気づかされました。

ひとまずこれで、最終章といたしますが、秋は始まったばかりなので、冬眠にはまだ間があります。
あめちゃんとあゆ達家族との生活はまだまだ続きます。冬眠はいつ頃かしら、春になったらその後は・・・。

特別な変化が生じたら番外編でお伝えしたいと思います。
拙い作品をご愛読いただきありがとうございました。(2009.09.10)

木曜日, 9月 10, 2009

かえる物語ー9

変な格好! とのちゃん。

いたずらっこのあめちゃん。

かえるのことについていろいろわかったので、あゆ達家族はかえるたちがジョロの中にいなくても、心配しなくなりました。必ず帰ってくるからです。

早起きのお父さんはかえるが朝帰ってくるのをたびたび目撃して、お母さんに「今はジーニアの鉢の中にいるぞと」か、「ジョロの下の管の奥のほうにいるよ」とか言うと、お母さんはいそいそと見にゆきます。

同時に2匹を見ることはなくなりましたが、緑色はあめちゃん。薄茶色はとの君と色で名前を分けていたけれど、あめちゃんがその日の色々なことが関係して色が変わっていたのか、反対に今居るのはとの君だということもあるのだと思うようになりました。

最近は、緑色のかえるが1匹いるだけですが、その日によってきれいな黄緑の時も、少し薄い黄緑の時もあります。変な色のかえるもなつかしく思えてくるのです。2匹いた時はびっくりしたけれど、帰ってくるのはどちらのかえるなのでしょう。

家族は相変わらず、緑色のかえるをあめちゃんと呼んでいます。
あゆはふと思いました。ジョロの色が草と同じ緑色だったからあめちゃんも、との君も私の家に来たのかな。金属のジョロだったらどうだったかな。金属のジョロはお父さんが時々使っています。安物のプラスチックをお母さんが使っていて良かったなとつくづく思うのでした。

子ガエルが親になるまで3年かかるので、ツバメのように来年も冬眠から覚めたら家のみどりのジョロのおうちを覚えていて、また来てくれたらいいなと思いました。

水曜日, 9月 09, 2009

かえる物語ー8

鼻の穴が見えます、息をします。目の下の丸いものは鼓膜です。写真の上でクリックをして大きな画面で見てくださいね。

足に模様が浮き出ています。背中の色も茶色っぽくなっています。

夜になって、あゆはお父さんとお母さんにクイズを出しました。
「かえるの前足の指は何本だ?」
「5本だろう。」お父さんは答えました。
「ブブー、4本です。それではうしろ足の指は?」あゆは得意げに言いました。
「4本」と、お母さん。お兄ちゃんは答えたくてうずうずしています。
「ブブー、5本です。」あゆは、もう、うれしくて有頂天です。
「やっぱり・・・」とお母さんは残念そう。

それからかえるの保護色の話になりました。
お兄ちゃんが二人に説明を始めました。
「お父さんの言った通り、2匹のかえるの色が違うのはやっぱり保護色だったんだよ、種類が違うとか、突然変異とかではなく、ごく当たり前のことなんだって。だから、緑色だからあめちゃんだとは言い切れなくて、との君かもしれないんだ。その日によって色が変わっているかもしれないんだ。」
お父さんもお母さんもお兄ちゃんの呼吸の話、耳(鼓膜)の話などをよく聞いていました。
「食べ物も生きた昆虫や蜘蛛などで、獲物に飛びついて舌で捕るんだって、口が大きいんだ、そしてとってもすばやいんだって。」

「良く調べたね、お父さんたちも知らなかったことばかりだ。」お父さんがほめてくれました。
「あゆと一緒に図書館から借りた図鑑で調べたんだよ。明日図書館に返すね。」お兄ちゃんが言いました。
お母さんがにこにこしながら優しく言いました。
「お母さんも読みたいから貸してちょうだい。お母さんが図書館に返しておくね。」

火曜日, 9月 08, 2009

かえる物語ー7

前足の指は4本で吸盤があります。

後ろ足は指が5本、足は長くて筋肉がついています、長い距離をとぶことができます。

土曜日、あゆはお兄ちゃんと図書館に本を借りに行きました。
たくさんの本の中から探すのが大変でした。係のお姉さんに「かえるのことが出ている本はどこにありますか。」と聞くと探してくれました。子供向けの図鑑や絵本など3冊を借りてきました。

お兄ちゃんと二人で図鑑を読んでかえるのことを調べました。
ジョロの中のかえるは「ニホンアマガエル」だということがわかりました。とっても驚いたことには、かえるの色が変わることがあるということです。

環境の変化、光や温度、湿度とか、かえるの精神状態などによって緑色から褐色やベージュ色になったり、背中にもようが現れたりすることがあると書いてあります。
だから「あめ」ちゃんも「との」君も緑になったり薄い茶色になったりするので、緑色のかえるが「あめ」ちゃんだとは言えなくなってしまいました。

そして、夜行性で昼間は寝ていて夜活動する。鳴くのはオス。でもメスは鳴かないとは書いてありません。
前足は指が4本、後ろ足は指が5本で水かきがついている。指の先には吸盤みたいになっているので、逆さまにしても落っこちない。鼻があり水の中では呼吸ができない。まぶたがあるけれど、人間とは反対で下に舜膜(しゅんまく)という、まぶたがあり、閉じるときは下から半分閉じて透き通っている。水の中でまぶたを閉じても見えるのです。
  
かえるにも耳がありました。目の横に鼓膜(こまく)がそのまま見えるんです。耳たぶが無く、大きな鼓膜がむき出しになっている。水の中にもぐるのに中耳炎にならないのかな?と不思議に思いました。あゆは中耳炎になって痛い思いもしたし、病院にもさんざん通いました。

おたまじゃくしの尾は切れて取れてしまうと思っていましたが、体の中に吸収されて、かえるになるための栄養に使うんだって。かえるのお尻を見ると先がとんがっているので、少し残っているんだと思っていました。


図鑑にはたくさんの種類の蛙のことが載っていますが、アマガエルについてはたったの1ページしか載っていませんでした。
でもいろいろのことをことを知ることができてあゆは得意になりました。

月曜日, 9月 07, 2009

かえる物語ー6

朝帰りしたばかり、これからお部屋に入ってひと眠り。

前から見ると、こんな感じ人(?)が違うみたいだね、これも。あめちゃんです。

あゆは昨日の夜、鳴き声を聞いただけだったので、朝起きると第一番にジョロの中を覗いてみました。やっぱりあめちゃんはいませんでした。学校から帰ってから見ても、まだ戻っていませんでした。
「とうとう、いなくなっちゃったんだ」とさびしく思いました。緑色を「あめ」、うすい茶色を「との」と名前をつけたのに。

かえるが居なくなって何日かたちました。お父さんは「こんな狭い所より、リュウノヒゲの中のほうが快適だと思うよ。餌になるぶよや蚊、ミミズなどがたくさん居るから。」と言います。
「我が家のミミズは大きすぎるんじゃない?」とお母さん。
たしかにわが家のミミズは太って大きく、大人の小指ほどの太さです。3㎝の小さなかえるには大きするぎかもしれません。

このごろ雨が少ないので、お父さんは朝夕植木や芝生に水をやっています。その時ついでに飛び石やリュウノヒゲにも水をかけていました。とても涼しげです。お母さんにもジョロの周りも水をかけておくように言いました。お母さんは玄関のタイルにもジョロで水をかけていました。

その翌朝のことです。
「かえるがいるぞ。」おとうさんが言いました。
みんなが、それぞれジョロの中を覗きこみました。緑色のかえるがくぼみの中からこちらを見ています。 
お兄ちゃんがジョロをゆするとかえるは出てきてぴょんぴょん跳ねてジーニア(百日草のミニ)の鉢の中に入って隠れました。

昨日玄関のたたきに水をまいたので帰ってきたんだね。「お父さんのアイデアはすごい!」とあゆは思いました。

「呼び水だったね。」お母さんが変なことを言っています。あゆは「呼び水?」と思いましたが、黙っていました。とにかくあめちゃんが戻ってきてよかったと、うれしくなりました。

日曜日, 9月 06, 2009

新作花火競技大会

第27回新作花火競技会に行ってきました。




 
新作競技会の日は毎年気象条件が悪く、雨の日が多くせっかくの花火もいまひとつだったのですが、「今年はお天気も良いし、楽しめそうだよ」の電話に誘われて重い腰を上げて行ってきました。
8月15日の本花火より新作が好きという人も徐々に増えて年々人気も上がっています。

三脚の扱いに、もっと慣れなければいけないなと反省しきりです。
打ち上がる度にカメラを素早く動かせなくて、悔しい思いをしました。
そして帰りに見たお月さまは満月でとっても綺麗でした。

諏訪湖畔では、花火大会日の以前の8月1日から毎晩15分くらい花火が打ち上げられ、近くの住民はうるさく感じたこともあったようです。

今夜(日曜日)が最終日とのことで、すべて自由席だから好きなところで見物しようと外に出たけれど、今夜も屋台も多数出ていたり、歩行者天国にこそならなかったけれど、観光客も警察も多く昨日とあまり変わりなかったようでした。最後の花火で名残を惜しんだよとの報告がありました。

金曜日, 9月 04, 2009

かえる物語ー5 




                

 飛び石の間に植えられているリュウノヒゲです。雑草が生えて来ないので、草取りの手間が省けます。冬でも枯れません。


 あゆは毎日ジョロを覗くことが楽しくなりました。かえるが見えないと揺すってみます。すると驚いて飛び出してきます。
 2匹が同時にいたのはわずか数日でした。お友達が遊びに来たのかもしれません。その時は確かに色が違う2匹でした。1匹になってからは緑の時も薄茶の時もありました。最初のうちは「あめちゃんがいたよ」とか「との君しか居ないよ」とか家族全員が思っていました。

 今年は夏休みが終わる頃から涼しくなりました。いつもの年は夏休みが終わっても残暑が厳しくて通学が大変でした。
 もう秋が来てしまうのかな?9月の最終土日はお宮のお祭りです。その頃はお客様のためにお炬燵を作ります。ジョロの中の水も冷たくなります。かえるは冬眠すると聞きますが、飼っているわけでもないし、餌もやっていないけれど、やっぱり気になります。冬眠するまではず~っとジョロのお家に居て顔を見せてくれると良いな・・・とあゆは思うのでした。

 夜になってあゆは今日はかえるを見なかったと思いました。
「今日は見ていないから見てくるね。」と云って懐中電灯を持って玄関に出てみました。覗いても揺すっても姿が見えません。すると近くで、ゲコゲコ鳴き声がしました。

「居なかったけれど、鳴き声がしたよ。」
「芝生やリュウノヒゲに水をたっぷり撒いたから虫でも食べに行っているのだろう。草の中には虫がたくさん居るんだよ。」お父さんが云いました。
「鳴くということはオスがメスを呼ぶんだよね。かえるも同じく鳴くのはオスだけ?」とお母さん。
「かえるは夜行性?」
お母さんはわからないことがあれば、すぐお父さんに聞きます。
私には「辞典で調べなさい。」なんて言うくせに。

「そうだよなぁ、メスも鳴くのかなぁ。」お父さんも困った顔をしています。
いくら博識のお父さんでもわからないこともあるのです。
  でも、あの2匹はオスなのかメスなのかも分かりません。

  あゆは毎年、夏休みの自由研究の課題を何にするか苦労していました。もう夏休みが終わってしまったけれど、いい研究になったのにと思いながら、図書館で調べてみようと思いました。心の中で思いました。口に出すとお母さんが「調べた?」としつこく聞くから必ずやらなければならなくなります。できたら調べてみようかなと思っただけです。

水曜日, 9月 02, 2009

優雅な魚:ベタ



  最近飼い始めた魚のベタです。かえる物語にも登場しました。オスです、魚の名前をそのまま使ってネーミング、「ベタちゃん」と呼んでいます。
  うたい文句は「優雅な水中花」一目惚れで買ってきました。

  昔、熱帯魚を飼ったことがありますが、水槽の掃除や塩水の管理、温度管理が大変でした。そして掃除の後、温度設定を間違えて温度が高すぎ全滅させてしまった経験があります。それ以来、飼うことをやめました。

  それなのに、なぜ(?_?)・・・と思われるでしょう。それは、管理がとっても楽なのです。小さなコップでも飼うことができます。だから水の交換も簡単で、市販の顆粒のえさを朝晩与えるだけ、どんな無精者でも飼えるのです。

  最近は金魚鉢の側面をコツコツと叩くと寄ってくるようになりました。鳥や動物はオスの方がメスと比べて立派で美しい種類がおおい。ベタもオスは大きくてひれがレースのようにひらひらと美しく優雅です。赤いベタも飼ってみたいのですが、オスは闘争本能が強く、2匹を同じ容器では飼えないとの説明書にあります。ちょっと残念です。

 

月曜日, 8月 31, 2009

かえる物語ー4

                 「あめ」ちゃんです。
                「との」くんです。 

 数日後の朝、お母さんが呼びに来ました。
「かえるが2匹いるよ。」
 あゆもお父さんも覗いて見ました。ジョロの柄のくぼみから1匹が顔を出しています。そして水の中にもう一匹が泳いでいます。緑色のかえるです。顔を出しているのはトノサマガエルのような色合いの、お父さんが保護色だといった色のかえるでした。2匹が同じねぐらに部屋を分けて住んでいたのです。

「オスかしらメスかしら。」
「卵を産んでオタマジャクシになったらどうしよう。」
「まさか、そんなこともないだろう。」
「空からオタマジャクシが降ってきたことがあったから、何が起こるか分からないよね。」
 4人がそれぞれ想像をめぐらせて好き勝手なことを言っています。

 ジョロを揺するとかえるが顔を出します。1匹のこともあるし、2匹のこともあります。


 あゆは変な色のかえるにも名前をつけました。トノサマカエルみたいだから「との」です。 オスかメスかも分かりませんが、一応、「とのくん」「あめちゃん」と呼ぶことにしました。

 お母さんは気紛れだから、水を蒔く時間が決まっていないので、かえるは食事のために外出中の時もあるしね。
 あゆはかえるが見えない時は揺すってみます。するとかえるは飛び出して植木鉢の下に隠れたり、カランコエの葉っぱに逃げたりします。玄関の柱に飛び移っても足に吸盤が付いているのか下に落っこちたりしません。

土曜日, 8月 29, 2009

かえる物語ー3



 夏休みも終わったある日、あゆが学校から帰ってくると、ジョロの傍らにプラスチックでできたオレンジ色の箕がたてかけてありました。お父さんが西日から守るために日陰を作ってやったのです。

 もうどのくらいの日にちがたったのだろう。毎日毎日お母さんは楽しみにしています。
 あゆは、名前をつけてやりました。アマガエルの「あめ」ちゃんです。

 夕方お母さんが騒いでいます。
「かえるが変な色になっているよ、色が抜けてしまったみたい。」
カランコエの葉の上に変な色をしたかえるがちょこんと座っています。
「あめちゃんだよねこれ、脱皮したのかな?」あゆは訳がわからなくなりました。

 夜になってお父さんに聞いてみました。
「保護色じゃないのか?」とお父さん。
「芝生もリュウノヒゲもまだあんなにきれいな緑色をしているよ、保護色なら緑のままのほうが目立たないんじゃないの。」とお母さんが反論しています。

 あゆは保護色てなに? あとでお兄ちゃんに聞いてみようと思いました。
 あゆのお兄ちゃんは小学6年生、名前は「宇宙」と書いて「そら」と読みます。そらくんは夏休みの自由研究を、インターネットで調べたり図書館の本を読んだりして一人で仕上げました。

 あゆはすごいな~とちょっと尊敬しています。あゆは自由研究をお母さんに手伝ってもらったからです。でも、ちょっとだけです。

 そらくんは説明してくれました。
「かえるのことは分からないけれど、木の葉のような蝶や、ランの花のようなカマキリなどをテレビで見たことあるでしょ。ライチョウは冬になると羽が白くなって、雪にかくれているみたいになるんだ。まわりに合わせて色や形を変えることだよ。」と説明してくれました。
 あゆは少しわかったような気がしました。

 みんなはあめちゃんの体の色がなぜ変わったのだろうかと不思議に思っていました。

金曜日, 8月 28, 2009

かえる物語ー2




 お母さんは毎朝、花に水やりをします。
 後で聞いた話ですが、毎日ジョロに水を張り始めるとジョロからあのかえるが出てくるのでした。多分あのかえるでしょう。かわりばんこにいろいろなかえるが顔を出すということは考えられません。どうやら、ねぐらにしているようです。
 お母さんは使った後いつもジョロの底に水を少し残しておくことにしました。

 ある朝のお父さんとお母さんの会話です。
「ジョロをしばらく使わないようにしようかしら。」
「構わないんじゃないかな、飛び出てもいつの間にか戻っているのだろう?」
「そうなの、柄とか水の出口に微妙な狭い空間があって、そこから顔を少し出しているのよね。」
「ジョロの底に青虫の糞のようなものがあったので何だろうと思っていたのだが、あいつのだったのだな。」
「かえるってどんなものを食べているのかしら。」
「肉食だから、べた(飼っている魚)の餌でもやってみたら。」
「食べるかな。」
 お母さんはべたの餌を少しジョロの底に蒔いてやったのですが、食べなかったようです。

 かえるの糞なんてあゆも初めて見ました。青虫の糞みたいに黒い小さな粒でした。
 魚の餌は食べたことがないので食べなかったのだろうと思いました。あゆだって得体のしれない食べ物なんて不気味で食べないよと思いました。

木曜日, 8月 27, 2009

童話 かえる物語-1




 あゆは小学4年生のおしゃれが大好きな女の子。勉強よりお菓子を作ったり本を読んだりすることが好き。

 夏のある朝、花に水をやっていたお母さんが「わぁ~ かえるだ、びっくりした!」と大きな声で叫んでいました。
 あゆは何事かとお母さんの所にとんで行きました。緑色の小さなかえるが飛び石の上をぴょこぴょこ跳ねて逃げてゆきます。

 「ジョロに水を入れていたら、中から飛び出してきたのよね。ちっちゃくてかわいいね、でもかわいそうなことをしたかな?」とお母さん。
 ジョロはプラスチック製グリーンの安物です、底に水が少し残っていたのでしょうか。中で夜を過ごしたのでしょう。
 2センチくらいの小さな緑色のかえるです。アマガエルでしょうか。目を離した隙に、植え込みの中に隠れてしまいました。
 田んぼも川も近くにないのにどこから来たのだろうか。餌は何を食べているのだろうか。そんなことを考えながらあゆは家に入りました。

火曜日, 8月 25, 2009

お誘いありがとう!



 サイトウキネンの時期がやってきました。文化会館もきれいに花で飾られていました。
 昔は常連だったのに最近はチケットを手に入れるエネルギーもなくなりあきらめていました。ところが今日と昨日と2日の間に、「チケット手に入ったから行きませんか?」と二人の方からお誘いがありました。
 天にも昇る嬉しさだったのですが、あいにく二日間とも日程が取れなくて、涙をのんで辞退させていただきました。残念で残念で・・・。

 こんな事もあるのですね。お誘いくださった方に感謝です、ありがとうございました。これに懲りずまた誘ってくださいね。次の機会に期待します、また良いことがありますように。