土曜日, 3月 20, 2010

愛猫が夢に


2年前に20歳の天寿を全うした愛猫です。
目がグリーンのとっても可愛い猫でした。生涯でたった一度飼った猫でした。

その猫が夢か現(うつつ)か判断ができない状態で私の前に現れるのです。
こんな話は気味が悪いと思う方はこれから先を読まないで他のページに移ってくださいね。

確かに夢だとは言い切れないし、現実とも言い切れない自分が心もとないのです。
現れる時は夜に限られ、床の中に居るときだけですから、夢なのかな。
自分としては目を開けているつもりなのです。生きていたときのように、枕元から入ってきて中でくるりとユーターンをして私の肩先に顔を寄せてきたり、胸の上に乗ったりします。
時には足元から入ってくるときもあります(その時はすぅっと冷気が入ります)。
最初のうちは両手に触れるあの毛並みの柔らかさと温もりが懐かしくてうれしくて抱きしめてやりました。

そのうちに猫だけではなく、他のものもつれてくるようになりました。
すると金縛りになり、思考能力があるのに、体がいうことをきかなくなるのです。
起き上がろうともがくけれど、声も出せないし身体の自由が利かない。地の底に引っ張られるような思いをしました。

そんな経験をたびたびするようになりました。
「今度猫に言っておけ『誰も連れてくるな』と」家人はそう言って笑います。

私自身は20年も飼って、十分覚悟していたし、ペットロスなんてあるはずが無いと今でも思っています。
友人は「猫ちゃんが、この世に未練があるのよ」とか「猫ちゃんがあなたのことを心配しているのよ」とか慰めてくれます。

親交のある医師が指導してくれました。
「ありがとう、私は大丈夫だからね」と言って撫ぜてあげて、光に帰してあげてください。

その後は数ヶ月間は何事もなく過ぎました。
ところが又、夢に出てきたのです。今度ははっきりと夢だと言い切れますが。
こんな経験がある方はいらっしゃいませんか。

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