
Nちゃんから家人へ誕生日を祝う葉書が届いた。彼は諏訪市の小学5年生で現在自分から志願して親を説き伏せ諏訪市立蓼科保養学園の3期生として親元を離れて3ヶ月間の共同生活を送っている。
蓼科保養学園とは茅野市の蓼科高原にあり諏訪市内7つの小学校5年生の希望者を対象に1年間を4期にわけて共同生活を送る児童養護施設です。学校がそのまま移ります。職員も充実していてしっかり目が届くようです。各学校から5~6人くらい、クラスからは2人とか。
3期生は10月6日からクリスマス頃までを過ごします。親との面会はその間1度あるだけで、テレビのない規律正しい生活をカリキュラムに沿って送ります。彼なりの目標を立てて参加したことだろう。前向きな彼の決心に拍手を送るとともに、やっと11歳になったばかりの少年がと思うと不憫で仕方がありません。
3ヶ月後、成長したNちゃんに会えるのを楽しみに、時には励ましの手紙を出そうと思っている。当市にもこんな制度があるのだろうか。