土曜日, 12月 19, 2009

Merry Christmas



試行錯誤の上やっと出来ました。間に合ってよかった~。
今まで他力本願で人様に助けてもらってやってきましたが、今回ばかりは頼る人もなく作っては消し作っては消しで、やっと出来上がりました。

まだまだ勉強中です。

日曜日, 12月 06, 2009

windows-7


       2009年思い出ー画像加工ー

vistaからwindows-7に乗り換えた。せっかく覚えたvistaなのにと・・・なんとも名残惜しい気がする。xpに馴染んでいた時、同時進行でvistaを使いこなすまで時間と頭を使った。

vistaでは便利な機能を使ってしゃれたデザインで写真などの挿入が簡単にできるようになっていて十分活用させてもらった。たが、もう私のパソコンにはvistaは跡形もない。

windows-7を使いこなすのにまた頭をフル回転させなければならない・・・なんて思っていたら、「Vistaとはあまり変わらないよ」の言葉に救いと希望が!。

電化製品も含めて便利なものは取り扱いがより複雑になり覚えて使いこなすのに、相当努力しなければならない。アナログ人間には荷が重い。

木曜日, 12月 03, 2009

ツバキとサザンカ

ツバキが二輪咲きました。時期を間違えて咲いたのかな?
この花は咲いている期間がけっこう長い。しばらく楽しませてもらえそうです。

この時期、あちらこちらに咲いているサザンカが目につく。白は清々しく、赤は華やかに、ピンクは可憐にと、どの色も風情があるねぇ。
紅葉も終わった花の無い寂しい時期に目を楽しませてくれる。可愛らしいピンクの花が多いようだ。

     さざんか さざんか 咲いた道
     たき火だ たき火だ 落ち葉たき

「たき火」という懐かしい歌の一節で、思わず口ずさんでしまう。

サザンカとツバキの違いは?花や葉はよく似ている。葉はツバキの方が大きいような気がする。
先日ラジオだったと記憶しているけれど解説をしていた。
大きな違いは落花の様子、サザンカは花弁が一枚一枚散るが、椿は花全体がポロリと散るとのこと。
そういえば花瓶に生けたサザンカの花弁がばらばらになって床に落ちていた。

月曜日, 11月 30, 2009

カエルのその後

帰宅直後、朝6時32分 みどり色をしています

夕がた5時57分

これからご出勤です

「あめちゃんいる?」会いに来てくれた人も。
「カエル君は秋モードになった?」電話で尋ねられて。
「カエルちゃんはどうしている?」会ってご質問をいただいて、気になっていたのですが・・・。

9月の終わり頃は外泊が多く(笑)2~3日帰らない日もありましたが、いつの間にか戻っていました。
居ることに気がつくと、証拠写真を撮ろうとカメラに収めていましたが、夕方遅い撮影はフラッシュが発光して「しまった、ごめん」目は大丈夫だったかしら・・・。

そのうちに居ない日が多くなり「芝生に居たからジョロに入れておいたよ」と家人に拾われてきたこともありました。
「違うカエルかもしれないぞ、少し大きいような気がする」と言われても同じ顔に見えるので比べようがない。

芝生やリュウノヒゲの上を跳ねながら帰ってくるときは緑色をしていました。茶色の柱の中に入るとだんだん茶色になってきます。やはり身を守る保護色だったのですね。

最後に目撃しカメラに収めたのは10月14日でした。
ジョロの中に居る時は気がつかない日もあったので、しばらくジョロは片付けずに置いておきましたが、全く姿を見せなくなりました。
寒くなってきたのでそろそろ石の下とか暖かい場所に移動したのでしょう。

我が家の玄関は用心のため夜中電灯を点けています。
ある朝、玄関のタイルが濡れているのに気がつきました。ジョロからのカエルの足跡でした。
灯りに集まってくる虫たちがカエルの餌になっていたようでした。

餌あり、隠れ家あり水辺ありで条件が揃ってカエルの棲みかになっていたのだと、納得しました。
小さな命がしばしの喜びを与えてくれました。

来年も来てくれることを願いながらジョロを片付けたのでした。

日曜日, 11月 29, 2009

落ち葉

百済寺にて:こんな風情のあるおちばならいいなぁ

百済寺にて:踏むのがもったいないよね

雨にぬれた落ち葉も乾いたので、少しお掃除。
イチョウやモミジは色もきれいで落ちていても風情がありますね。
百日紅や竹の葉は落ちているだけで、汚い。掃いても掃いてもどこからともなく舞ってくる。ドウダンツツジは色も彩なので、しばらくそのままに置いておいた。

ひと頃、「ぬれ落ち葉」などと失礼な言葉が流行したが最近聞かなくなって良かったと思っている。
野村モミジは赤くてきれいだと言われて植えてもらったが、未だにきれいだと思った年がない。日の当たり方や風の通り具合で色づきも違うのだろうか。

金曜日, 11月 27, 2009

ヘバーデン結節



左人差し指の第一関節が腫れて痛い、家事をするのにも不都合なので医者に診てもらいました。

レントゲン撮影の結果「ヘバーデン結節」と診断された。「人差し指から小指にかけ第一関節が赤くはれたり指が曲がったり、痛みを伴う事がある。
局所の所見は高齢者に多発する変形関節症の一つで、一般に40歳代の人に多く発症する」と書かれた説明書をいただいた。

友達に見せたら、私も私もとそれぞれに指を差し出した。小指だけの人、両手の親指以外の4指の人など様々であるが、誰もが最初に症状が出た時は痛くて心配しながら医者に診せたようでした。
予防方法が無く、治癒することはほとんどない。症状が進めば痛み止めのために第一関節が動かないように固定手術を施すと言われた。

パソコンも打ちづらくなるし、楽器も弾けなくなると思い愕然としました。まだ症状は初期なので痛み止めの軟膏を処方されました。

歳を重ねるということは身体の故障と向き合い、折り合いをつけながら生きてゆくのだと自覚した出来事でした。

木曜日, 11月 19, 2009

初めてのビデオ作品です。

カメラの動画機能を使って、青い水の流れで有名な大桑村の阿寺渓流で撮影しました。今日はその編集の講座があり、作品が出来あがりました。撮影も編集も楽しくてはまりそうです。 拙い作品ですが、見ていただければ嬉しいです。


動画hpはこちら

月曜日, 11月 16, 2009

新型インフルエンザ

百済寺の美しい庭、そぼ降る雨に濡れて鮮やかさを増しています。くだら寺だと思ったら「ひゃくさい寺」なんですってよ。

百済寺のサクラ、可憐でとっても綺麗でした。秋桜て書くとコスモスになっちゃうけれど、珍しい秋のサクラに出会いました。雨に濡れて寒そうでした。

「新型インフルエンザに感染した」Nちゃんのママから電話があった。
いつもは妹のAちゃんが風邪をもらってきて家族中にばらまくのに、今回は兄のNちゃんがダウン、そして学年閉鎖になったと知らせてきた。
元来は濃厚接触者の妹は登校中止だったが、規制が少し緩和されて、Nちゃんは家庭内隔離、妹は登校許可が出ているとのことでした。

パパさんは会社と連絡を取り合いながら、パソコンを持ち帰って2日ほど家でお仕事。
身辺にひしひしと迫ってきています。私もワクチンを接種してもらいました。
Nちゃんは順調に回復し、家族も今のところ無事の様子、よかったね!

日曜日, 11月 15, 2009

松本市芸術文化祭・特別公演

       永源寺の紅葉

       永源寺

松本市芸術文化祭50周年記念特別講演 愛と哀しみの王女「川島芳子」を鑑賞。
M氏のご厚意で手に入れたチケットで感動の舞台を鑑賞。
ご近所のAさんは大正琴に二胡のN先生そして舞台ではM氏を見つけた、スタッフも含めて総勢400人で創られた感動のドラマでした。
松本市民の手作りの舞台で川島芳子の真実を知った気がしました、記念室が設立されたというがどこにあるのだろう、訪れて見たいと思います。

夜は大好きな歴史ドラマ「天地人」の時間に間に合うべく万端整えてテレビの前へ。
千姫救出のくだりは、私が知っていた筋書きとは異なるが・・・。

ドラマというものは、誰にスポットを当てるかによりこんなにも違ってくるのですね。
石田三成に対する印象も大きく変わったし、英雄・真田幸村も然り、家康については何をか言わんやですね。
今日の兼続の言葉「慈悲の心は刀に勝つ」愛は力に勝るということかな。永遠のテーマですね。

火曜日, 10月 20, 2009

不思議なご縁

       鎌池(10月13日)

       黒菱からの眺望(10月13日)


こんな奇跡の様な不思議なご縁もあるのだというお話です。


「童謡カエル物語」にコメントを下さったぴあのんさん、プロフィールによると名古屋市在住の音楽家で音楽療法をされていて、素敵なブログを掲載されています。以来、ぴあのんさんのファンになっていました。


お会いしてみたいと思っていましたが、夢のような話ですよね。


ところが先日、ボランティア仲間のkamekitiさんから電話がありました。
「ぴあのんさんがS先生の家と我が家に見えましたよ!」
ぴあのんさんからhanonの話題が出て驚かれたとのことでした。

その日のぴあのんさんのブログにkamekitiさんちの可愛いラブちゃんの写真が掲載されていました。
私の尊敬する書道家のS先生masaさん
ご夫妻ともお友達だったとのこと。

「今度ご紹介ください。ずーっとお会いしたいと思っていました」と私。

赤い糸ではないけれど、不思議なえにしで繋がっていました。


嬉しくて、誰に何に感謝してよいのか、幸せな気分に浸っています。



土曜日, 10月 17, 2009

蝶の名前はキタテハ




枯れ葉の様な蝶の名前はLizさんの解説で「キタテハ秋型」と判明しました。
ありがとうございました。
閉じている時の後翅裏の白い[L]紋がはっきり見えます。
熟したイチジクの汁を一生懸命に吸っていると我を忘れて思わず翅を開いてオレンジ色を見せてしまうのかな?
目立つ色です、せっかくの保護色が台無し、鳥に狙われちゃうよね。ご用心!

種類の違う蝶が1頭混ざっているようですが、全て同じ種類です。
表裏の色や表情がこんなに違うんですよね。リバーシブルコートを着ているようです。

鳥についてはsoraさん、蝶や植物についてはLizさん、私にとって生き字引のような物知りの方たちです。
いつもお世話になりますありがとうございました。

水曜日, 10月 14, 2009

枯れ葉みたいな蝶(蛾?)

完熟イチジクを鳥のえさ台に置いたら、6~7枚の木の葉が・・・?と思ったら、蝶でした。
Lizさんのブログで蝶の数え方の解説がありましたので、6~7頭ということになるのですね。
枯れ葉そっくりの蝶?それとも蛾でしょうか。


横から見れば枯れ葉そっくりですが、開いた翅を上から見るとオレンジ色でした。図鑑で調べてみましたが、オレンジ色の蝶は見当たりません。
ご存知の方教えてください。

臭いに寄ってくるのでしょうか、全て同じ蝶なんですよね。蓼食う虫も好き好きということでしょうか。この蝶の食草はイチジクということですね。

金曜日, 10月 09, 2009

かえるのお引っ越し

ただいま!さあ、部屋に戻るか。

やっぱり我が家はいいよ。

よっこらっしょっと。寝室はけっこう高い所なんだよ。

ここは最高の隠れ家なんだ。天敵から身を守れるんだ。

でも、ちょっと寒いな~。

やっぱり寒くて落ち着かないよ。

ひとまず、温かい所を探してみるか。

さてと、どうするかだ、温かくて安全な所を探すのも大変だぞ。

ここはどうだろう、でも狭そうだな~。

やっぱり狭いな~、こんな形で住むのも疲れてしまうし・・・。

おう!なんとかおさまったぞ、ぴったりだ、しばらくここでお世話になるか、奥行きもあるし、絶対安全だ。

最終章をupしてからも相変わらずのかえるの居候が続いております。
覗いても逃げる気配もなく、玄関柱の1.5㎝幅の切り込み溝に居場所を見つけて奥行き10㎝くらいの中で暮らしています。
暖かい日は入り口近くに顔半分出して、寒い日は奥のほうに引っこんでいます。
 
物差しを置いて撮りましたので、大きさを想像いただけると思いますが、本当に小さな蛙です。

「蛙なんて興味もないよ、何が面白いの(?_?)」とおっしゃる方もいらっしゃると思います。
私もそうでした。それがいつの間にか気になって気になって、そのうち蛙に振り回されることになるとは・・・、そしてまだまだ進行中なのです。

一日に何度も出入りする玄関に住む蛙、出入りするたびにどうしても目が行きます。暇があれば眺めたり、話しかけたり,掌に乗せたり、結構楽しませてもらっています。(9月19日記)

火曜日, 10月 06, 2009

後期高齢者の挑戦


年に一度の思い出会。13年前に旅行に参加した姉妹都市市民訪問団のメンバーの集まりが今年もあり、参加しました。
松茸山の所有者がメンバーの一人であることから、いつの間にか松茸の取れる頃に開くことになって、松茸を食べる会になってしまいました。

今年はホテルSさんで開かれました。そこのおかみさんがメンバーの一人です。料理が得意でこだわり料理が自慢のお宿です。珍しい料理が出されたが、特にマツタケのフライとイチジクのソテーはおいしく、その発想に目からウロコの経験でした。

昨年、高貴?後期?高齢者の仲間入りをしたセレブなK夫人のお話を記事にしましたが、その続編です。

「この節目に何かをしようと思い、スキューバーダイビングに挑戦することにしました」の報告にメンバー全員が「えっ!」と驚きの声をあげました。

「泳げたの?」私の質問に、
「水泳教室に入り25メートル往復して50メートル泳げるようになりました」。
《50メートル泳げること》の条件をクリアして、ダイビングのライセンス取得のための訓練中と爽やかな顔でおっしゃいました。
そして、スカイダイビングもやりたいのよね、と皆を煙に巻いて驚かせました。負けたね~。

津軽三味線を習っているHさん。挫折しそうで止めようかなと思っていたけれど、もう少し頑張ってみますと励まされました。
後期にはまだ間がある私もまだまだ頑張れるんだと思いました。

13年と言えば、大学生だったSちゃんは30代に、仲良しの女盛りだったIさんはこの世に無く、その友人のHさんはご主人を事故で亡くしたりで、それぞれに様々なドラマがありました。

また来年、元気で会いましょうと散会しました。誰一人欠けることなく全員笑顔で会えますようにと祈りながらこの記事を書いています。

日曜日, 10月 04, 2009

黒部・立山アルペンルート

          大観峰の紅葉

静かなミクリガ池と青い空、白い雲そして山々の岩肌の美しさに目を見張りました。

黒部平からのケーブルカーです。

サークルのツアーに参加して黒部・室堂へ紅葉を撮りに。
トロリーバス、ケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバスと乗り継いで、扇沢~黒部湖~黒部平~大観峰~室堂へと次々変わる景色に堪能しながらの紅葉狩り。お天気に恵まれ、風を感じ、雄大な山々や鮮やかな紅葉に目と心で楽しみ感動した一日でした。

デジカメツアーなので写真を撮らなければと思いながら、心の中ではこの雄大な自然の中に身体を預けて眺めていられたら良いなぁ・・・なんて考えていました。
当然撮ることに対する真剣さが足りなかった、結果はやっぱり(=_=)。まだ、独り立ちは無理なんだよね。
アドバイスが無いと、こういう結果だもの、まだまだ修行が足りないね。

日曜日, 9月 27, 2009

うっかりのおバカさん

 乗鞍高原にて(9月26日)

 大好きなヤマオダマキ、乗鞍にまだ咲いていました。

ウォーキングに行くのに、シューズを車に積んでサンダルででかけた。
もうメンバーが集まり車座になってストレッチの準備運動中。大急ぎで車のトランクから靴を出し履いて、ストレッチの輪の中に。

気持ちよく汗をかき、帰宅した。

夕方、洗濯物を取り込むためにサンダルを履こうとしたが、玄関にない。
「あっ!やってしまった。」車の後ろにそろえた履物を置いてきてしまった。

大衆が集まる駐車場でよく見る光景、脱ぎ忘れられたサンダルや靴。人ごとながら同乗者と顔を見合わせて笑ったものでした。
人を笑えないよね、私も同類。うっかり者のおバカさん、物忘れのひどいこの頃です。でも私のうっかりは個性です、加齢が原因ではないよと強がる?

今までバックや財布を置き忘れたり、携帯電話を失くしても、幸運にも届けられて必ず持ち主の手に戻ってきました。

大ごとにならないうちに、個性のうっかりを矯正しなければ、自分に言い聞かせています。

土曜日, 9月 26, 2009

乗鞍高原へ

今朝未明、誘われて念願のご来光を見に乗鞍高原へ。駐車場で3時間仮眠後、バスで畳平へ。赤く染まってゆく雲海に期待しながらその瞬間を待ちましたが、残念ながら日の出は厚い雲に阻まれて見ることができませんでした。

26日5時36分、今日のハイライト、これが最高の瞬間でした。


その代わり、夜が明けるにつれて眼下に広がる目にも鮮やかな緋色に燃えるナナカマド、私の技術では表現できませんが、本当に綺麗で感激しました。

日曜日, 9月 20, 2009

いくらの醤油漬け

毎年この季節になると新鮮な生の筋子が店頭に出てきます。
面倒だけれど、気合を入れて作ります。

商品名は生筋子として表示されています。
まず、塩水のなかで、しごいて膜からはがします。

筋子からいくらに変身です。
綺麗に洗い、たれに漬け込み冷蔵庫へ。
翌日から食べられます。

大根おろしとともに食卓へ。これはちょっと色が濃いのですが、たれに濃い口しょうゆを使用したため。

たれは、醤油、酒、みりんの混合で分量は作る度に異なります。いったん火にかけてアルコールを飛ばす時もあり、みりんと醤油だけの時もあれば、酒を加える時もあり、アルコールを飛ばさないで、そのまま使うときもあり、作った日の気分しだいです。薄口しょうゆのほうが良いかもしれません。

筋子から粒をはずすには、もち網を使うと楽でしたが、今年は時間をかけて手でしごきました。やってみれば案外簡単にはがれました。

日曜日, 9月 13, 2009

かえる物語ー10(最終章)

綺麗な色の時の足長あめちゃん、太ももの筋肉リュウリュウです。

図書館から借りて参考にさせていただいた書籍。

シュウメイギクが咲き始めました。大好きな花です、毎年この花が咲く頃あめちゃんとの思い出が蘇ることでしょう。

あめちゃんが家に来てから、というよりジョロの中に住んでいるらしいと家族に認識されてから1月半くらいになりました。
玄関に居たり、飛び石をぴょんぴょん跳ねてリュウノヒゲの中に入ったりした緑色のちっちゃな蛙をたびたび目撃していましたが、まさか昼間はジョロの中やジーニアの鉢の中に居たとは思いもよらないものでした。

あめちゃんは何を食べるか?
これは最後まで目撃できませんでした。生きた蚊、ハエなどを捕るらしいのですが・・・。
ベタ(魚)の餌を食べなかったわけですね。死んだ昆虫には見向きもしないということで、あめちゃんは肉食系でした。

こんな小さな命でも、あゆたち家族に、毎日微笑み、優しさをくれました。そしてあめちゃんの話題で家族の会話も増え笑顔も増えました。
お花も綺麗で大好き、心を癒してくれますが、生き物は知れば知るほど神秘的です。私自身も生かされていることの奇跡と感謝を気づかされました。

ひとまずこれで、最終章といたしますが、秋は始まったばかりなので、冬眠にはまだ間があります。
あめちゃんとあゆ達家族との生活はまだまだ続きます。冬眠はいつ頃かしら、春になったらその後は・・・。

特別な変化が生じたら番外編でお伝えしたいと思います。
拙い作品をご愛読いただきありがとうございました。(2009.09.10)

木曜日, 9月 10, 2009

かえる物語ー9

変な格好! とのちゃん。

いたずらっこのあめちゃん。

かえるのことについていろいろわかったので、あゆ達家族はかえるたちがジョロの中にいなくても、心配しなくなりました。必ず帰ってくるからです。

早起きのお父さんはかえるが朝帰ってくるのをたびたび目撃して、お母さんに「今はジーニアの鉢の中にいるぞと」か、「ジョロの下の管の奥のほうにいるよ」とか言うと、お母さんはいそいそと見にゆきます。

同時に2匹を見ることはなくなりましたが、緑色はあめちゃん。薄茶色はとの君と色で名前を分けていたけれど、あめちゃんがその日の色々なことが関係して色が変わっていたのか、反対に今居るのはとの君だということもあるのだと思うようになりました。

最近は、緑色のかえるが1匹いるだけですが、その日によってきれいな黄緑の時も、少し薄い黄緑の時もあります。変な色のかえるもなつかしく思えてくるのです。2匹いた時はびっくりしたけれど、帰ってくるのはどちらのかえるなのでしょう。

家族は相変わらず、緑色のかえるをあめちゃんと呼んでいます。
あゆはふと思いました。ジョロの色が草と同じ緑色だったからあめちゃんも、との君も私の家に来たのかな。金属のジョロだったらどうだったかな。金属のジョロはお父さんが時々使っています。安物のプラスチックをお母さんが使っていて良かったなとつくづく思うのでした。

子ガエルが親になるまで3年かかるので、ツバメのように来年も冬眠から覚めたら家のみどりのジョロのおうちを覚えていて、また来てくれたらいいなと思いました。

水曜日, 9月 09, 2009

かえる物語ー8

鼻の穴が見えます、息をします。目の下の丸いものは鼓膜です。写真の上でクリックをして大きな画面で見てくださいね。

足に模様が浮き出ています。背中の色も茶色っぽくなっています。

夜になって、あゆはお父さんとお母さんにクイズを出しました。
「かえるの前足の指は何本だ?」
「5本だろう。」お父さんは答えました。
「ブブー、4本です。それではうしろ足の指は?」あゆは得意げに言いました。
「4本」と、お母さん。お兄ちゃんは答えたくてうずうずしています。
「ブブー、5本です。」あゆは、もう、うれしくて有頂天です。
「やっぱり・・・」とお母さんは残念そう。

それからかえるの保護色の話になりました。
お兄ちゃんが二人に説明を始めました。
「お父さんの言った通り、2匹のかえるの色が違うのはやっぱり保護色だったんだよ、種類が違うとか、突然変異とかではなく、ごく当たり前のことなんだって。だから、緑色だからあめちゃんだとは言い切れなくて、との君かもしれないんだ。その日によって色が変わっているかもしれないんだ。」
お父さんもお母さんもお兄ちゃんの呼吸の話、耳(鼓膜)の話などをよく聞いていました。
「食べ物も生きた昆虫や蜘蛛などで、獲物に飛びついて舌で捕るんだって、口が大きいんだ、そしてとってもすばやいんだって。」

「良く調べたね、お父さんたちも知らなかったことばかりだ。」お父さんがほめてくれました。
「あゆと一緒に図書館から借りた図鑑で調べたんだよ。明日図書館に返すね。」お兄ちゃんが言いました。
お母さんがにこにこしながら優しく言いました。
「お母さんも読みたいから貸してちょうだい。お母さんが図書館に返しておくね。」

火曜日, 9月 08, 2009

かえる物語ー7

前足の指は4本で吸盤があります。

後ろ足は指が5本、足は長くて筋肉がついています、長い距離をとぶことができます。

土曜日、あゆはお兄ちゃんと図書館に本を借りに行きました。
たくさんの本の中から探すのが大変でした。係のお姉さんに「かえるのことが出ている本はどこにありますか。」と聞くと探してくれました。子供向けの図鑑や絵本など3冊を借りてきました。

お兄ちゃんと二人で図鑑を読んでかえるのことを調べました。
ジョロの中のかえるは「ニホンアマガエル」だということがわかりました。とっても驚いたことには、かえるの色が変わることがあるということです。

環境の変化、光や温度、湿度とか、かえるの精神状態などによって緑色から褐色やベージュ色になったり、背中にもようが現れたりすることがあると書いてあります。
だから「あめ」ちゃんも「との」君も緑になったり薄い茶色になったりするので、緑色のかえるが「あめ」ちゃんだとは言えなくなってしまいました。

そして、夜行性で昼間は寝ていて夜活動する。鳴くのはオス。でもメスは鳴かないとは書いてありません。
前足は指が4本、後ろ足は指が5本で水かきがついている。指の先には吸盤みたいになっているので、逆さまにしても落っこちない。鼻があり水の中では呼吸ができない。まぶたがあるけれど、人間とは反対で下に舜膜(しゅんまく)という、まぶたがあり、閉じるときは下から半分閉じて透き通っている。水の中でまぶたを閉じても見えるのです。
  
かえるにも耳がありました。目の横に鼓膜(こまく)がそのまま見えるんです。耳たぶが無く、大きな鼓膜がむき出しになっている。水の中にもぐるのに中耳炎にならないのかな?と不思議に思いました。あゆは中耳炎になって痛い思いもしたし、病院にもさんざん通いました。

おたまじゃくしの尾は切れて取れてしまうと思っていましたが、体の中に吸収されて、かえるになるための栄養に使うんだって。かえるのお尻を見ると先がとんがっているので、少し残っているんだと思っていました。


図鑑にはたくさんの種類の蛙のことが載っていますが、アマガエルについてはたったの1ページしか載っていませんでした。
でもいろいろのことをことを知ることができてあゆは得意になりました。