木曜日, 5月 15, 2008

九輪とクリンソウ



 薬師寺西塔の九輪

 期限切れ寸前のあずさ回数券が1セット残っていた。
無駄にできないので上野の東京国立博物館で開催中の国宝薬師寺展へ。
ウン拾年前にはよく利用した上野駅、懐かしいけれどあまりの変わりように今様浦島太郎になってしまった感がある。
 
 新宿からは遠い、いろいろ行き方はあるが、人の流れにつれて歩き山手線に。
内回り?外回り?たぶん1周の真ん中ぐらいだろう、たまたま乗ったのが内回り。
外回りのホームはまた階段を下りてのぼってゆかなければならないんだもの、まあいいか。
乗ってから車内に貼ってある路線図を見て、しまった、反対だった。
10時前は座席が閉じられていてみんな立ちん坊。
10時になって車内放送「座席を開いてご利用ください」。
座席の開き方もわからない、横の人が開いてくれて座って上野に向かう。

 一人旅は寂しい、でも展覧会などは一人に限る。
せかされることなく見たい所に時間をかけることができる。
 
 奈良の薬師寺ではお留守だった日光菩薩と月光菩薩にやっと会えた。
前から後ろから横からと360度ぐるりと拝見させていただいた。
照明もはっきり見える程度の明るさだ。
本来後ろ姿を見るなんてことはめったにないことだ。
ほとけさまの後ろ姿は背骨のくぼみや、柔らかな肌のふくらみなど触ってみたくなる。
でも厳かでありがたい気持ちになる。

 今回の発見はクリンソウの由来の「九輪」。
三又は五重塔の屋根の上に水煙を頂いている軸の部分を九輪というとのこと。
先日撮った写真で数えてみたら、輪が9つ付いている。
花がたくさん付いているからかなと思っていたが無知で勘違いも甚だしい。
クリンソウをこの目で見てみたいなぁ。



 

2 件のコメント:

ちょろ さんのコメント...

花の名前の由来勉強させてもらいました。
知らなかった・・・
たまには東京で博物館見学なんて・・・いいですね。

doratya さんのコメント...

行動力あるhanonさん。菩薩の背中はどうだったですか。くりん草の名の由来よく調べましたね。